講談社 100万の命の上に俺は立っている
新しい商品の価値:試し読み
漫画の面白さを支える支柱となるのは2つある。
①ストーリー
②絵
そして試し読みは漫画の販促として有効な方法。
しかし既存の試し読みの理解度には、
ストーリー:20% ( →1〜2話しか読めず続きが気になるという効果はあるがストーリーは全て伝わる訳ではない)
絵:100%
という特徴があった。
ワケあり試し読みに関してはそれが逆転している。
ストーリー:100%
絵:0%
つまり、既存の試し読み(絵は完全に分かり、ストーリーは1〜2話くらいしか分からない)を新しい試し読み(ストーリーは完全に分かるが、絵が分からない)に変化させている。
面白いのは、ストーリー1〜2話読むことでもっと続きが読みたくなる効果、が、絵においても本物の絵を見てみたいという効果として成立していること。